2026年1月16日

【現地取材レポート】日本ゲーム大賞2025 各賞発表授賞式 ― 大賞は『メタファー:リファンタジオ』が受賞!

厳かな雰囲気の中、授賞式が開幕

2025年9月23日(火・祝)、東京都内・イイノホールにて「日本ゲーム大賞2025」年間作品部門の発表授賞式が開催されました。
今年で29回目を迎える本アワードは、その年を代表するにふさわしいゲームタイトルを表彰するもの。

MCは伊集院光さんと前田美咲さん。
伊集院さんの軽やかなトークと前田さんの落ち着いていながら華やかな進行で、厳かな場でありながらも肩の力を抜いて楽しめる場となっていました。



会場は満席となり、多くのメディアや関係者、そして一般観覧の人々が集まりました。
ステージの幕が上がる瞬間を、誰もが固唾をのんで見守っていました。

やがて会場が静寂に包まれ、照明のトーンが落ちると、鮮やかな光の演出とともに授賞式の幕が開きました。

取材・ライティング/ねりけし

受賞結果一覧


審査の結果、各部門で以下のタイトルが受賞しました。

大賞:『メタファー:リファンタジオ』

優秀賞:『メタファー:リファンタジオ』
    『都市伝説解体センター』
    『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』
    『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
    『真・三國無双 ORIGINS』
    『首都高バトル/TokyoXtremeRacer』
    『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』
    『モンスターハンターワイルズ』
    『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』
    『ファンタジーライフ i グルグルの竜と時をぬすむ少女』
    『ELDEN RING NIGHTREIGN』

経済産業大臣賞:『Nintendo Switch 2』

ブレイクスルー賞:『Clair Obscur:Expedition 33』

ムーブメント賞:『Pokémon Trading Card Game Pocket』

特別賞:『PlayStation Store』

ゲームデザイナーズ大賞:『INDIKA(インディカ)』


それぞれの受賞作品が発表されるたびに、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。
なかでも『メタファー:リファンタジオ』、『都市伝説解体センター』、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』、『首都高バトル/Tokyo Xtreme Racer』、そして『ファンタジーライフ i グルグルの竜と時をぬすむ少女』の名前が呼ばれた瞬間は、意外性もあってか特に大きな盛り上がりを見せていました。

とりわけインディー作品である『都市伝説解体センター』の受賞には、筆者も驚きを隠せませんでした。


登壇した開発者の一人、ハフハフ・おでーん氏は「開発陣にゲーム会社出身者は一人もいなかった」と語り、並み居るAAAタイトルの中で成し遂げた快挙を会場に示しました。言葉を重ねるうちに同氏は目に涙を浮かべ、その姿につられて筆者の目頭も熱くなりました。

続く『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』の発表では、個人的にサガシリーズの大ファンである筆者は、シリーズの生みの親である河津秋敏氏の登壇に心を揺さぶられ、先ほどからにじんでいた涙がついにあふれてしまいました。

きっと会場に集ったすべての観客もまた、それぞれの思いを胸に、同じように感情を揺さぶられながら授賞式のひとときを見守っていたのではないでしょうか。

ゲームデザイナーズ大賞


また、トップクリエイターの視点で「創造性」や「斬新性」を基準に選出される「ゲームデザイナーズ大賞2025」についても、審査員が発表されています。
審査員長の桜井政博氏をはじめ、飯田和敏氏、イシイジロウ氏、神谷英樹氏、小高和剛氏、トビー・フォックス氏、外山圭一郎氏、ヨコオタロウ氏の計8名。世界的に知られるインディー開発者から大作を手がけるクリエイターまで、多彩な顔ぶれが並びました。

発表の場では審査員長・桜井政博氏が自らMCを務め、この瞬間だけ壇上の空気はまるで桜井氏の世界観に染まったかのようでした。

今年のゲームデザイナーズ大賞には『INDIKA(インディカ)』が選出されました。
本作は19世紀末ロシアを舞台に、宗教的ビジョンと厳しい現実が衝突する世界を描くストーリー重視の三人称視点ゲーム。若き修道女が、悪魔サタンという風変わりな相棒と共に自分探しの旅へと向かう物語です。

会場では、審査員長・桜井政博氏が自ら制作した映像が上映され、解説もあわせて行われました。
シリアスな雰囲気と独自のゲームシステムに観客の視線はスクリーンに釘付け。独特の世界観に会場全体が引き込まれていく様子が印象的でした。
筆者自身はまだ本作をプレイしていませんが、上映映像を目にして「これは必ず体験しなければならない」と強く思わされました。

『メタファー:リファンタジオ』を称えた本郷奏多さん、ハラミちゃんは迫力のピアノ演奏


年間作品部門の授賞式には、俳優の本郷奏多さん、ピアニストのハラミちゃんが登壇しました。
ハラミちゃんは大賞発表前とエンディングでピアノ演奏を披露。迫力ある演奏に、会場全体が圧倒されるような雰囲気に包まれました。

一方の本郷奏多さんは、大賞作品『メタファー:リファンタジオ』のTVCM出演者という縁もあり、受賞の巡り合わせに驚いた様子。
「僕自身、最後までワクワクしながらプレーさせていただいて、すごいストーリー展開と綺麗なグラフィック、そして素晴らしい音楽に夢中になったことを覚えています」と作品への感嘆を語りました。

フューチャー部門の一般投票もスタートへ


9月25日からは東京ゲームショウ2025の会場で発表される未発売作品を対象とした「フューチャー部門」の一般投票がオンラインで開始されます。
今年の未来を担うタイトルはどの作品になるのか、来場者・視聴者の関心が集まりそうです。

NostalPix編集部より


華やかなステージの光の中で繰り広げられた授賞式は、単なる表彰の場にとどまらず、ゲームという文化が持つ力を改めて感じさせる時間でした。
作り手たちの情熱、観客の歓声、そして登壇者の涙――そのひとつひとつが、この業界が歩んできた道のりと、これから先の未来を鮮やかに照らしていたように思います。

筆者にとっても心を揺さぶられる瞬間の連続であり、「ゲームがここまで人の感情を動かす力を持っているのだ」と、胸の奥が熱くなるのを抑えられませんでした……気づけば目頭にも熱いものが込み上げており、今でもあの時の熱い気持ちが冷めていません。
あの日あの場で響いた拍手と歓声は、これからも多くの人々の記憶に刻まれ、やがて新たなゲームの歴史を紡いでいくことでしょう。

※本記事は「日本ゲーム大賞2025 PR事務局」提供のリリースおよび公式配信内容をもとに作成しています。
© Computer Entertainment Supplier’s Association

※本記事内の写真は筆者撮影および公式提供素材を使用しています。

ライター/ねりけし
ピクセルアート(ドット絵)ゲームプレイ歴20年以上。
Vtuberの下で2年間、動画作成とプロモーションを学ぶ。
最近インディーゲームの魅力に気付いて沼にハマる。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です