2026年1月31日

体験版から見えた『プロジェクト・ソラリス』という作品――完成を待つのではなく、磨き上げていくためのクラウドファンディング

この作品は、ビジュアル、システム共に、
プレイしていて自然と前のめりになってしまう。そんなワクワク感がありました。

体験版では、基本システムのすべてを遊ぶことができ、本作が“完成させる段階”ではなく、
すでに磨き上げの段階に入っている作品
だと受け取りました。

現在、ピクセルアート作品『プロジェクト・ソラリス』は、発売予定の2026年5月~6月に向けて、さらに完成度をあげるためのクラウドファンディングを実施中です。

本記事はレビューではありません。
体験版をプレイしたうえで、
なぜ“今の支援”に意味があると感じたのかをまとめています。

ライター/ねりけし

『プロジェクト・ソラリス』とはどんな作品か


『プロジェクト・ソラリス』は、緻密なピクセルアートで描かれた魅力的な世界観とキャラクターが目を惹く作品。
魔法と科学が入り混じるポストアポカリプスの世界を舞台に「伝えること」「伝わること」をテーマに描かれる、シナリオ重視のデッキ構築ローグライトRPGです。

本作は、体験版が配信されており、序盤の一部をプレイすることができます。
システムの流れを一区切り体験できるため、『プロジェクト・ソラリス』という作品の中核を体験できるといってもよいでしょう。
今回のクラウドファンディングでは、主にボイスとハードモードが追加されます。
ストレッチゴールも用意されており、ゴールを達成するごとに様々な要素が追加される予定です。

体験版で惹かれたポイント


本作の体験版を起動して、最初に感じたのは、やはりピクセルアートの美しさ。
主人公のソラリス、相棒のホムンクルス「ホム」の表情豊かなアートの数々に心を奪われます。
背景やUIなども緻密なピクセルアートで表現されており、”職人技”を感じました。

システム上、カードが用意されているのですが、カードイラストも愛らしく『プロジェクト・ソラリス』の魅力はビジュアルに詰め込まれてる印象でした。
バトルでは、敵味方ともに、滑らかなドットアニメーションを楽しむことができ、ビジュアルづくりの力の入りように素直に納得できました。

サウンドも世界観にぴったりで、ファンタジックでありながら、かわいらしさを含む日常の温度を感じ、リラックスして『プロジェクト・ソラリス』の世界を楽しめます。アトリエシリーズのサウンドが好きな方は、きっと心に刺さるものがあると思います。

物語については、序盤のみのプレイのため、深くは語れません。
ですがシナリオ重視と謳っているだけあり、イベントシーンにはこだわりを強く感じました。
コロコロと表情が変わるキャラクター達とテキストから感じる”心の裏”に抱える思い。

これからどんな物語が紡がれていくのか。体験版をプレイした方は、きっと続きを確かめたくなるはずです。

体験版から見えた、完成度と設計の手応え


ビジュアルや世界観に強く惹かれた一方で、クラウドファンディングという文脈では、
「ゲームとしてどこまで完成しているのか」はやはり気になるところですよね。

体験版を通して感じたのは、『プロジェクト・ソラリス』が、すでにゲームとしての骨格をしっかりと持っているという点でした。

ソラリスとホムの役割、カードの効果や役割など、わかりやすく表示されおり、流れで迷うことはなく、サクサクとプレイできる印象です。
また、途中で投げ出したくなるような、理不尽さや設計の粗さも感じることなく、テンポよく最後まで楽しむことができました。

体験版という限られた範囲ですが、この先どのように進めていくのか、自然と想像できる構成になっていて、好印象でした。

ストレッチゴールと返礼品について


体験版を通じて感じた、完成度の高さ踏まえると、今回のクラウドファンディングは、ゲームの骨子を作るものではありません。

すでに成立している体験を、もう一段、気持ちよくするための支援です。

クラウドファンディングの大きな目的の一つとして、”ボイスの追加”があります。
テキストだけでも、心に残るものがあるイベントシーンでしたが、ボイスが追加されることで没入感が高まり、さらに鮮明に心に残る作品となるでしょう。


また、ハードモードの追加によって、やさしく遊びやすい印象のある本作に、戦略面での深みが加わります。
繰り返し遊ぶ中で、新たな手応えを感じられる構成になるはず。

『プロジェクト・ソラリス』のクラウドファンディングは、発売に向けて、さらに磨き上げていくための支援だと受け取りました。

こうした支援の内容を踏まえたうえで、今回のクラウドファンディングでは、以下のようなストレッチゴールと返礼品が用意されています。

作品と一緒に歩むという選択


体験版を通して感じた完成度と、今回のクラウドファンディングの内容を見比べながら、
『プロジェクト・ソラリス』がいま、どんな段階にある作品なのかを、この記事では見つめてきました。

クラウドファンディングは、返礼品の楽しみもありますが、支援することで、自分事になり、作品が少しずつ進化していく過程を見届けられるという側面があると思います。

支援しながら一緒に進んでいくことで、気づけば『プロジェクト・ソラリス』が、
自分の中に残る“思い出のゲーム”になっていく。

そんな関わり方ができるとしたら、
それはきっと、クラウドファンディングならではの体験なのだと思います。

作品情報


作品名:プロジェクト・ソラリス
ジャンル:シナリオ重視/デッキ構築ローグライトRPG
開発:GREENHORN
対応予定プラットフォーム:PC(Steam)/Nintendo Switch
発売予定時期:2026年5月〜6月
体験版:配信中(Steam)
ストアページ(Steam):https://store.steampowered.com/app/3002740/_/
クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/859297/view
公式サイトhttps://earlasparagus385.wixsite.com/project-solaris

© GREENHORN
※本記事内で使用している画像・動画は、
開発元より公開されている情報および体験版のプレイ画面を使用しています。

ライター/ねりけし
ピクセルアート(ドット絵)ゲームプレイ歴20年以上。
Vtuberの下で2年間、動画作成とプロモーションを学ぶ。
最近インディーゲームの魅力に気付いて沼にハマる。

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