2026年1月16日

『ガールズメイドプディング』プレイ感想|余白と静けさが心を癒すADV

『ガールズメイドプディング』をプレイしたあとに、そんな気持ちが心に残っていました。

世界の終わりのような静けさの中で、スミビとニコミのたわいのない会話が、かえって心に沁みる——そんなゲーム体験でした。

ライター/ねりけし

目次
人々が消えた世界で
心にやさしい「余白のある時間」
大切なことを教えてくれた
プリンのように身近だけど満足させてくれるもの
ゲーム情報

人々が消えた世界で


「ガールズメイドプディング」

周りに誰もいなくなった世界。
自分が見られていないと消えてしまう。そんな世界のお話。

スミビとニコミ。
二人は、かつて存在していた喫茶店の常連客アルバイトです。
周りに誰もいなくなってしまった二人は、旅に出ることにしました。

目的は「もう一度、喫茶店のプリンを食べるため。」

喫茶店の常連だったスミビ。
その彼女が、「もう一度、あのときのプリンが食べたい」
と言ったのが旅のきっかけでした。

旅は、1つのバイクでの二人旅。

食材を求めて町を転々とする二人。
そんな中、まだ消えてない人達と出会い、そして別れて、話が紡がれていきます。

心にやさしい「余白のある時間」


バイクで旅をしながら、主人公ふたりの他愛のない会話を楽しむ。

やることはとてもシンプル。
でもシンプルゆえに他のゲームでは、体験できない「余白のある時間」を味わうことができます。
そんな時間の中で、私はふと、あることを感じていました。

「誰かと、ただ静かにいられるって、すごく贅沢だな」って。

派手なイベントも壮大な目的もありません。
ただ、二人がゆるく世間話をして、料理をして寝泊りするだけ。

でもそこに「バイクで誰もいない場所を走る」が加わるだけで、夕日のような切なさと温かさを感じる情景になります。


二人で空き家を探して泊まって、ご飯を作ってたべて。
そんな生きるために必要な、「当たり前」のことをしているだけ。

それなのに、すごく贅沢なことのように感じます。

なぜそんな風に感じたのでしょうか?

現実の私たちは、日々忙しく生活しています。
家族とご飯たべたり、友達や同僚と他愛もない話をしたり。そんな「なんでもない時間」は、あわただしく過ぎていきます。

だからこそ、ゲームの中の「なんでもない時間」が愛おしいものとして感じたのかもしれません。

大切なことを教えてくれた


誰かに見られなければ存在が消えてしまう世界。
それはまるで、「他人から認められなければ自分の存在を肯定できない」という社会の不安を表しているようでした。

でもスミビとニコミは、たった二人で見つめあい旅を続けています。
多くの人に認められなくても、たった一人のまなざしがあれば、そこに存在することができる。

他人の評価や社会の流れに飲み込まれなくても、「誰かと一緒にいるだけで」大丈夫なのかも。
彼女たちの旅は、そんなふうに思わせてくれました。

誰かと過ごす、何気ない時間。
誰からも見られることもない、他愛もないひとときこそが、自分たちを支えている——
スミビとニコミの旅は、そんなことを、そっと私たちに教えてくれている気がします。

プリンのように身近だけど満足させてくれるもの


誰かと何気なく過ごすこと。
それは、喫茶店のプリンのように、そこにあるのは当たり前だけど「確かに甘くて心を満足させてくれるもの」なのかもしれません。

日々、社会にもまれて少し疲れてしまった方へ。

『ガールズメイドプディング』は、あなたに「余白」という名の癒しを、そっと感じさせてくれるかもしれません。

ゲーム情報


ゲームタイトル:『ガールズメイドプディング』
ジャンル:ガールズトーク・ツーリングADV
開発元・販売元:Kazuhide Oka・KAMITSUBAKI STUDIO
対応言語:日本語,英語,中国語簡体字,中国語繁体字
販売価格:1,200円

引用・参考情報について
本記事で使用したスクリーンショットおよび情報は、以下に基づいております。

スクリーンショット: 『ガールズメイドプディング』のゲーム内プレイ映像より取得(購入版を使用)
ゲーム仕様・特徴: 『ガールズメイドプディング』のSteamページ及び、公式ページを参考

©2025 Kazuhide Oka
©2025 KAMITSUBAKI STUDIO
すべての画像および内容の著作権は、開発者および権利者に帰属します。
本記事は『ガールズメイドプディング』の魅力を紹介する目的で作成されており、広告を含む収益モデルのもと運営されるサイト内コンテンツの一部です。
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ライター/ねりけし
ピクセルアート(ドット絵)ゲームプレイ歴20年以上。
Vtuberの下で2年間、動画作成とプロモーションを学ぶ。
最近インディーゲームの魅力に気付いて沼にハマる。

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