昔ながらのドット絵に、最新のアイデアと遊び心を詰め込んだ新作インディーたち。
懐かしさと新しさの融合で、今までにない稀有な作品が生まれる。私はそんな作品たちが大好きです。
実はその中には、正式版が出る前に体験版で触れられるゲームがあるんです。
「先に遊んだ人だけが知っている感覚」って、ちょっと特別かも。
この記事では、筆者が実際に体験版を遊んで「これは発売が待ち遠しい!」と感じた、注目の3本をまとめてご紹介します。
| 目次 |
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| 『ロカビリーホステル』──廃墟を歩くだけで心が弾むドット絵ウォーキングシミュレーター |
| 『AirBoost:エアシップの騎士』──可愛いドット絵に隠された本格アクションと空の物語 |
| 『Danchi Days』──レトロな団地で夏祭りを取り戻す、ドット絵アドベンチャー |
『ロカビリーホステル』──廃墟を歩くだけで心が弾むドット絵ウォーキングシミュレーター
『ロカビリーホステル』は、美しいピクセルアートで構築された廃墟の街を歩き回るウォーキングシミュレーター。体験版では、個性豊かなキャラクターたちとの交流や、ノリノリなBGMを切り替えながらの散策を楽しめます。

さらに「PHOTO機能」で好きな景色を撮影すると、かわいらしいイラストが重なり合い、特別な一瞬を記録することも可能。廃墟の儚さと音楽の明るさ、そして住民たちの気楽さが融合し、ただ歩くだけで不思議と心が弾む体験を味わえます。
正式版は2026年発売予定ですが、無料体験版だけでも“小さな廃墟巡り”を存分に楽しめます。
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『AirBoost:エアシップの騎士』──可愛いドット絵に隠された本格アクションと空の物語
『AirBoost:エアシップの騎士』は、可愛らしいドット絵に惹かれて始めた途端、本格的な横スクロールアクションの手ごたえに驚かされる作品です。主人公ドロタと謎の少女アガタを中心に、空賊やクリスタルをめぐる壮大な物語が展開。

個性豊かな仲間たちのやり取りや、美麗な立ち絵とノスタルジックなピクセル表現が絶妙に融合し、推しキャラが見つかること間違いなし!
体験版では約1時間、序盤のクエストやボス戦をプレイ可能。操作性は直感的で爽快、難易度もほどよく調整されており、アクション初心者でも楽しめます。
見た目のかわいさと熱いアクション、そしてドラマティックなストーリーが揃った期待作は、2025年リリース予定。
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『Danchi Days』──レトロな団地で夏祭りを取り戻す、ドット絵アドベンチャー
『Danchi Days』は、レトロなドット絵で描かれた団地を舞台に、失われたにぎわいを取り戻すアドベンチャー。
過去にGBAで発売された「さくらももこのウキウキカーニバル」をリスペクトしている本作。
かわいらしいドットキャラクター達が、いきいきと描かれているのが特に目を引く作品です。
主人公ホシノは、認知症が進んだおばあちゃんのために、もう一度夏祭りを開こうと奮闘します。住民一人ひとりに声をかけ、悩みに寄り添いながら参加者を集めていく過程は、どこか懐かしく温かい物語体験。
会話シーンでは表情豊かなキャラクターたちが活き活きと描かれ、団地のリアルな空気を感じさせてくれます。

さらに、感覚をテーマにした「五感ゲーム」などのミニゲーム要素も充実。ノスタルジーと現実感が交錯する、心に灯りをともす一作。
現実の団地問題や認知症問題にも踏み込んだメッセージ性のある作品で、”かわいらしさ”だけではない独特の深みを備えています。
正式版は2026年発売予定ですが、体験版だけでも十分に“団地の魅力”を味わえます。
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まとめ
今回紹介した3タイトルはいずれも、体験版だけでも強く心に残る作品ばかり。
正式版の発売を待ちながらも、今のうちに体験版を遊ぶことで世界観やシステムにじっくり触れることができます。
ウィッシュリストに登録しておけば、発売日までの時間も楽しみのひとつに。
──ドット絵が描き出す、新しい体験をいますぐ楽しんでみませんか?
ぜひ気になる作品からプレイして、自分だけのお気に入りを見つけてくださいね。

ライター/ねりけし
ピクセルアート(ドット絵)ゲームプレイ歴20年以上。
Vtuberの下で2年間、動画作成とプロモーションを学ぶ。
最近インディーゲームの魅力に気付いて沼にハマる。

